「全国学力テスト」の結果をみて!!

「全国学力テスト」の結果が発表されTVや新聞などでいろいろ報道されていました。なかでも、英語についての問題点が指摘されていました。①文科省が来年度から導入する「話す」英語について。会話を重視するあまり基礎英語の部分が欠落しているために効果的な成果は出ていない。私も「文法英語」ばかり勉強することには疑問はありますが、基礎的な文章や最も基本の英単語の繰り返し練習などは絶対に必要だと思っています。会話をするにも単語がわからなければ会話になりませんよね。最近の日本人も同じでなかなか会話になりませんが^~^;。

②「全国学力テスト」で成績を上げるためにテスト実施日の1か月ほど前から過去問などのテスト対策を通常の授業を削って行う学校現場の問題。そもそも学力を全国の都道府県で争って順位をつけて公表することに意味があるのでしょうか。子どもたちを忘れています!!年間60億円の税金、もっと教育にかけるお金は別にあるのではないか?文科省のお役人さま、立ち止まってもう一度考えることが必要ではないですか(まぁ、国は決めたことはやるのでしょうけど、また、「ゆとり教育」の二の舞にならなければよいのですが)

いずれにしても、いつも思っていることなのですが、「足元をしっかり固める勉強」こそが今の日本の子どもたちには大事かと再考させられるニュースでした。(画像は7/31 NHKのニュースより)