人間万事塞翁が馬 (じんかんばんじさいおうがうま)
意味:幸福や不幸は予想のしようのない事の例え
「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。
「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。
「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」
という事です。
参考資料:http://www.mizz.jp/
この内容は、当塾で使用している高校受験を対象としている中学3年生の「国語-古典」のなかに掲載されている問題の一説です。
ここの勉強をするときにいつも生徒たちと話をすることがあります。
地方に住む子供たちにとっては人生で初めての選択、それが高校受験です。
まず、1月、私立高校の入学試験から始まり、2月初旬の県立高校Ⅰ期試験、中旬には「福島高専」、そして、3月8・9日の県立高校Ⅱ期試験へと怒涛の如くスケジュールが詰まっています。中学校側はすでに11月下旬から願書の作成指導、12月からは私立高校の入試に際して行われる「面接」に対しての予備練習(この面接が問題、学校の放課後や昼休み時間を利用して行われるのですが、生徒によって少ない生徒で2回、多い生徒で7回という子もいました。この面接練習に時間をかけるなら英単語の1個か2個覚えたほうが本人のためになるのではないかと思うほど、中学校側の練習は近年多くなっています。
私が思うところ、高校受験においての面接は、よっぽど当日の服装や髪の毛が茶髪だったり、ふてぶてしい態度など常識に欠ける様子で受験すれば不合格は当然ですが、通常の状態で面接に臨む限り、たとえ、試験管の質問に対する答えに多少の違いがあったり、返答につまったりしても不合格になることはほとんどありません。ちょっと中学校側がナーバスになりすぎているのかなと思います)
今までのんびり小学・中学となんの目標も持たずに生きてきた子供たちにとっては天と地がひっくり返ったような目まぐるしい日々を過ごしているでしょうね!!
当然ながら。中学に入学したときからあるいは小学校から目標を持って学習してきた生徒は慌てず計画を立て、やるべきことを実行している生徒たちにはこんな思いはあまりないでしょうが。まあ、それでもいろいろな不安はあるものです、15歳という年齢ですからね。すなわち、このように思っている子供たちは、「なんでこんなに大変なの?」とか、「この世の終わりだ」とか、まぁ子供たちにとってみれば「不幸が雨あられのように降ってくる」というような気持ちなっていることでしょう。
でも、これは本人の努力と時間が解決してくれます。
そうすると、今度は楽しい高校生活がやってくるのです。(近年の子供たちは、中学生のころは学校に行きたくないと言っていた子でも、高校に入ると「高校って楽しいよ」という子が増えています。まぁ、同じ学力の子供たちが集まるのですから話題や考え方などは共通することが多いのかもしれません?)
しかし、3年後、また人生の選択がやってきます。今度はさらにハードルが上がり、大学受験、就職と現実的なことが迫ってきて、また多いに悩み苦しむのでしょうね?
そこで、今回のテーマ「人間万事塞翁が馬」です。私なりの考えで言えば一番簡単な解釈は「いいこともあれば悪いこともある、常に努力し続けることが人の生きる道」、当塾の生徒たちにいつも言うこと、それは、下線部の「常に努力し続けること」そうすれば、努力が必ず報われるとは限らないまでも、おのずと人生の結果は納得できるものになるのではないかを信じて話しています。
高校受験の真っ最中です。受験生を持つ親御さんは進路が決まるまでは気が気ではないかと思いますが、あまり目の前のことに一喜一憂しないでください。あくまでも高校入試は通過点であり、ゴールではないのです。これから長い人生のほんの一瞬のできごとです。子供さんの長い将来を見据えて見守ってあげてください!
ただし、時々、休憩することは大切です。毎日続けていたら疲れ切ってしまいますからね!!
